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川崎重工、安全離着岸支援システムの自動化成功

2025年5月21日 (水)

▲実証に使用した船舶(出所:川崎重工業)

調査・データ川崎重工業は20日、川崎汽船、川崎近海汽船と共同で開発を進めている「安全離着岸支援システム」に関し、実船を使った実証試験で離着岸操船の自動化に成功したと発表した。これにより、港湾内での操船から離着岸、係船作業までを自動化する技術が実現した。

システムは、風や波といった外乱の中でも事前設定した航路に沿って自動で航行し、着岸および離岸を行う。操船支援情報表示装置と操船支援制御装置を用いることで、入船と出船の双方において精密な自動操船を可能にした。実証には全長173メートル、総トン数1万3950トンの大型船舶を使用した。本システムは、船舶の大型化と船員不足により高まる港湾内操船の負担軽減や安全管理の強化に寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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