サービス・商品日本規格協会(東京都港区)は21日、15日に「ISO/IEC 15415:2024 自動認識及びデータ取得技術-バーコードシンボル印刷品質の評価仕様-二次元シンボル」の邦訳(英・日対訳版)を発行したと発表した。物流・流通現場での読み取りエラー対策を目的に、印字品質を7項目で評価する内容だ。
本規格は、バーコードの読み取り精度を確保するための評価指針を示しており、物流現場で多発する読み取りエラーの未然防止に寄与する。エラーの主因となる印字不良を早期に検知し、配送や在庫管理の効率化に寄与する。加えて、ダイレクトパーツマークに対応するISO/IEC 29158との併用により、検証精度を高めることが可能だ。
物流分野では、バーコードの読み取り精度が出荷から受け取りに至るまでの工程に直結するため、本規格の普及はサプライチェーン全体の品質管理強化に寄与する。価格は英・日対訳版が6万1325円。
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