ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

栗山自工、中古トラック1台ごとCO2削減量を算定

2025年6月2日 (月)

サービス・商品栗山自動車工業(東京都江戸川区)は2日、同社が販売する中古トラック1台ごとのCO2削減貢献量を独自に算定・公開する取り組みを5月27日から開始したと発表した。中古トラック販売におけるCO2削減貢献量の明示と可視化は業界初の取り組みとなる。

同社は2023年からSDGsへの取り組みを全社方針として推進している。中古トラックを選択することで新車製造時に伴うCO2排出を回避できる環境的価値を多くの人に理解してもらうため、車両単位でのCO2削減貢献量算定とWebでの公開に踏み切った。

算定にあたってはGHGプロトコル「Scope3基準」との整合を図り、環境省と経済産業省が策定した基本ガイドラインを参考に設計した。新車購入によって発生するCO2量と中古トラックの価格差に着目し、未使用車を基準車両として設定することで実態に即した算定を行っている。

この仕組みにより、法人は購入製品におけるCO2削減貢献量として開示でき、個人も環境貢献への意識を高められる。同社は今後、業界基準ととなるサービスの確立を目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com