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FedEx、アジア太平洋でヘルスケア物流強化

2025年6月4日 (水)

認証・表彰フェデラル・エクスプレス(FedEx、アメリカ)は3日、中国・広州白雲国際空港(CAN)と日本・関西国際空港(KIX)のハブ施設が国際航空運送協会(IATA)のCEIV Pharma Corporate認証を取得したと発表した。グローバル統合企業として初めて、航空ハブおよび地上取扱業務全般でこの認証を獲得した。

CEIV Pharma認証は、医薬品やワクチンなど温度・時間管理が重要なヘルスケア製品の航空輸送において最高水準の品質基準を保証する制度である。今回の企業レベル認証は、FedExの品質管理システムの強固さと、規制の厳しい医薬品業界の要求に応える物流サービス提供能力を証明するもの。

同地域の医薬品物流市場は2025年の1630億ドルから2030年には2250億ドルに成長すると予測され、年平均成長率は6.68%となる見込みだ。また、世界の臨床試験の約50%が同地域で実施されており、グローバルな医薬品研究開発における重要な役割を担っている。

今回の認証取得は、FedExがCEIV準拠インフラを世界規模で拡大する取り組みの一環。

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LOGISTICS TODAY編集部
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