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アイススラリーの暑熱作業対策効果を確認

2026年6月2日 (火)

(出所:大正製薬)

メディカル大正製薬は2日、広島大学との共同研究で、暑熱環境下の労働現場において「アイススラリー」の飲用が深部体温低下や認知機能改善につながることを確認したと発表した。研究成果は5月開催の第99回日本産業衛生学会で公表した。

アイススラリーは液体に微細な氷粒を混ぜたシャーベット状飲料。試験では20-50代の男性10人を対象に、室温33度、WBGT29度相当の環境下でファン付き作業服を着用し、労働作業を模した自転車運動を実施した。運動前と休憩時にマイナス5度のアイススラリーを摂取した結果、深部体温は0.3度低下し、注意力や判断力に関わる認知機能の改善も確認された。

2025年には労働安全衛生規則改正により、事業者による熱中症対策強化が義務化された。一方で、職場での熱中症による死傷者数は過去最多となっている。猛暑下での作業対応が課題となるなか、ファン付き作業服とアイススラリーを組み合わせた対策は、作業安全性や労働環境改善の選択肢の一つとなりそうだ。

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