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川崎近海など、近海の海洋作業支援会社を設立

2013年11月11日 (月)
AHTS完成イメージ

AHTS完成イメージ

ロジスティクス川崎近海汽船とオフショア・オペレーション(東京都台東区)は11日、海洋作業支援船運航業務などを日本近海で手掛ける新会社「オフショア・ジャパン」(東京都千代田区)を共同出資で10月7日に設立した、と発表した。

新会社は海洋資源開発・探査・海洋掘削設備・洋上再生可能エネルギー設備などをオフショア支援船でサポートする体制を構築する。

設立と同時にジャパン・マリン・ユナイテッドに対して国内で最も強い150トンのけん引力と船位保持システムを備える最新のアンカー・ハンドリング・タグ・サプライ(AHTS)を2016年2月竣工ベースで新造発注した。

両社は共同事業の背景について「これからは化石燃料と再生可能エネルギーをいかにバランスよく組み合わせるかが喫緊の課題。これまで手つかずであった我が国の海洋エネルギー資源の探査、開発、洋上風力発電の展開など、国の将来にとって重要度が一気に増してきた」と説明している。