サービス・商品産業機械総合レンタル業、レント(静岡市駿河区)は11日、レンタカーや産業用レンタル車両の貸し出し、返却での顧客の利便性向上を図るため、24時間無人貸出サービス「Smart Rent」を東京や大阪、名古屋など7都府県14拠点で開始したと発表した。
Smart Rentでは、あらかじめ利用者登録をした顧客が予約を申し込むと、登録メールアドレスへQRコードが送信される。このQRコードを、Smart Rent各拠点に設置された機器にかざすと、レンタル車両の鍵を取り出して、そのまま出庫できる。システム開発のスマートバリュー(大阪市中央区)が運用するモビリティシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base」を利用している。
365日24時間、無人で貸出しと返却が可能なため、営業時間内に店へ行く必要はなく、利用者の利便性が向上する。また、同社でも受け付けや車両の受け渡しの業務負担を軽減できる。
5月末現在で導入されているのは東京、大阪、愛知、福岡、埼玉、千葉、静岡の7都府県14拠点。今後、全営業エリアへ順次拡大していくとしている。
Kuruma Baseは、カーシェアリングやレンタカーなどの事業者向けプラットフォームサービスで、車両に接続する専用端末とクラウド上の管理コンソール、利用者向けスマートフォンアプリだけで、利用者への車の貸し出しや受け渡しが可能になる。鍵管理機能もあり、管理ボックスやデジタルキーの運用にも対応。運用サポートサービスもある。
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