伊藤忠ロジ、いすゞ物流子会社とインドネシアで合弁

ロジスティクス伊藤忠ロジスティクスは19日、インドネシアでいすゞ自動車の物流子会社「いすゞライネックス」と合弁会社「LNX ILCインドネシア」を設立することに合意した、と発表した。

伊藤忠ロジスティクスは、これまで同国でフォワーディング業務を行っている伊藤忠ロジスティクス・インドネシア社に加え、2012年に国内物流への進出を目指して倉庫業務を行う「ILCロジスティクス・インドネシア社」を設立。自社倉庫として、ジャカルタ近郊スルヤチプタ工業団地内に3万m²の土地を購入し、14年末に自社倉庫での倉庫業の稼働を目指している。

いすゞ自動車は、スルヤチプタ工業団地内で新工場の建設を開始、14年末に稼働する。いすゞライネックスは、同国の自動車物流業務の取り込みを目指して13年中にインドネシアへの進出を戦略として掲げており、その戦略、進出時期が伊藤忠ロジスティクスの戦略に一致、合弁で物流会社を設立することに合意した。

新会社では、いすゞ来ネックすが経営・マネジメントを中心に、伊藤忠ロジスティクスはフォワーディングや倉庫などの機能を全面的に提供する。

いすゞライネックスにとっては海外初の合弁事業で、まずはいすゞ自動車製部品のフォワーディング業務の取り扱いからスタートし、将来的に機能を増やして業務拡大を目指す。

■新会社の概要
名称：PT．LNXILCINDONESIA
所在地：インドネシア共和国ジャカルタ市郊外スルヤチプタ工業団地内
事業内容：自動車関連物流
設立時期：2013年12月