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10月の貿易統計、対中輸入額が過去最大

2013年11月20日 (水)

行政・団体財務省は20日、10月の貿易統計速報を発表した。輸出は自動車、鉱物性燃料などが増加し、対前年同月比18.6%の増加。輸入は原粗油、液化天然ガスなどが増え、26.1%の増加となった。収支は1兆907億円の赤字。

輸出額は6兆1045億円で8か月連続の増加、同数量指数も93.4で4.4%増え、2か月ぶりの増加となった。輸入額は7兆1952億円で12か月連続の増加。数量指数は111で6.3%増えた。為替レートは前年同月比25.5%の円安。

地域別では、米国向け輸出が1兆1641億円(26.4%増)で10か月連続の増加、輸入は5869億円(16.2%増)で7か月連続で増加した。EU向け輸出は6466億円(27%増)、輸入が6669億円(15.4%増)となった。

アジア向け輸出は3兆2611億円(14.9%増)、輸入が3兆3179億円(23.5%増)で過去最大の輸入額となった。中国向け輸出は1兆1479億円(21.3%増)、輸入が1兆6543億円(22%増)で、10月としては過去最大の輸入額だった。