認証・表彰三菱重工業は6月30日、グループ会社の三菱重工冷熱(東京都港区)が第42回優良省エネルギー設備顕彰の奨励賞(改修設備部門)を受賞したと発表した。自然冷媒のCO2冷媒を用いた冷凍冷蔵コンデンシングユニット「C-puzzle80」(シーパズルエイティ)による省エネ効果が高く評価された。
受賞対象となったのは、カネフジ冷蔵(北海道北斗市)の30年前に建設された冷蔵倉庫の冷却設備改修プロジェクトだ。三菱重工冷熱は、既存設備を稼働させながら段階的にC-puzzle80を導入し、施工後の検証で使用電力量を11.3%削減し、CO2排出を年間31.95トン削減することに成功した。
同社は、外気温を生かした高効率運転や倉庫運用状況の分析に基づく機器配置の最適化、電力デマンド制御と平準化制御の組み合わせによる自動稼働数調整など、総合的な省エネ制御手法を導入している。

▲「C-puzzle80」(出所:三菱重工業)
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