調査・データキビテク(東京都品川区)は9日、「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」の2024年度成果報告を発表した。
23年度には、RGB-Dカメラを用いた清掃エリアの自動認識技術を確立し、現場環境に応じた柔軟な清掃範囲の把握基盤を構築した。床面や壁面など多様な清掃対象に対応可能となり、画像認識AI(人工知能)と連携した遠隔清掃支援システムを設計したほか、6軸/7軸構成のロボットに共通適用可能な全身軌道計画アルゴリズムを開発し、物理シミュレーションで検証した。
24年度には、飲食店や物流センターなど多様な施設の清掃対象を遠隔地から確認・操作する遠隔清掃支援機能を実装し、実機で検証を行った。また、モバイルマニピュレーターの台車とアーム同時制御による全身協調制御試作やカメラ・LiDAR・IMUを組み合わせた自己位置推定技術(VSLAM)の基礎を構築し、広範な施設内で安定稼働できる環境認識力を強化した。
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