拠点・施設オリックス不動産は9日、高槻ロジスティクスセンター(大阪府高槻市)が完成したと発表した。
同センターは、鉄骨造4階建て、延床面積6万3261平方メートルのマルチテナント型物流施設で、従業員の安全・快適さを追求した設計となっている。

▲高槻ロジスティクスセンター(出所:オリックス不動産)
同センターは関西の物流要衝である北摂エリアに立地し、名神高速道路・茨木インターチェンジ(IC)から7キロ、新名神高速道路・高槻ICから6.5キロと広域配送と地域最終配送機能を兼ね備える。また、阪急京都線の高槻市駅から2.1キロと通勤利便性にも優れる。
1階と3階に直接バースへとアプローチ可能なスロープを設け、合計83台が同時接車可能なトラックバースを備えて、効率的な物流オペレーションを実現する。

▲カフェテリア(出所:オリックス不動産)
また、昼食や休憩などに利用できる107席の「カフェテリア」を施設4階に設けるなど、入居テナント企業の従業員の快適な職場環境作りのほか、「ドライバー休憩室」を設置してトラックドライバーにも配慮した仕様となっている。さらに、免震構造や非常用発電機を採用してBCPに対応した防災配慮設計であるとともに、太陽光発電設備とオリックスによる非化石証書付きの電力供給で、入居テナント企業へ100%再生可能エネルギー由来の電力を提供することで、年間の1次エネルギー消費を実質的にゼロとする「ZEB」の基準も満たす環境配慮施設となっている。
所在地:大阪府高槻市下田部町2-7-1
交通手段:新名神高速道路・高槻ICから6.5キロ
名神高速道路・茨木ICから7.0キロ
阪急京都線・高槻市駅から2.1キロ
高槻市営バス・二十バス停から150メートル(徒歩2分)
敷地面積:2万9347平方メートル
延床面積:6万3261平方メートル
規模・構造:地上4階建て、鉄骨造、免震構造
駐車場台数:普通車132台、大型トラック待機場19台、自転車・バイク189台
その他:トラックバース83台/10トン車
床荷重1.5トン、梁下有効高:5.5メートル以上、
全館LED完備、非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、
電気自動車(EV)充電スタンド3基設置
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