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ロジスティクス三井物産グローバルロジスティクス（MGL、東京都港区）は9日、千葉県の物流センターに中国クイックトロン製の「QuickBinインテリジェントロボットソリューション」の2例目を導入したと発表した。
▲QuickBinインテリジェントロボットソリューション（出所：三井物産グローバルロジスティクス）
同ソリューションでは、Bin（コンテナ）を作業ステーションまで搬送する最新型の「M5F」自動搬送車（AGV）を導入。一時停止せずカーブ走行が可能なため従来機よりもスループットが高く、子機の台数を25％削減することに成功したという。
今回の導入事例は23年9月に日本で初めて導入した1例目の知見を活かし、別業務・別商材に水平展開したもの。1例目では単一荷主、店舗向け出荷（DC）のみの運用だったが、今回の2例目では初めて複数荷主を取り扱い、個人向け通販（EC電子商取引）、卸など複数の出荷形態にも対応する。
また同社は今後、通常のコンテナに格納できない大型商品やハンガー商品の自動化に向け、GTP（自動棚搬送ロボット）ソリューションとの並行運用も検討。引き続き様々な自動化技術の検証実験・導入を推進し、物流品質の維持と作業効率のさらなる向上を目指す。
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