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生興運送が群馬に拠点新設、関東で事業拡大目指す

2025年7月10日 (木)

▲新設された生興運送関東営業所の新施設

拠点・施設生興運送(岡山県井原市)は9日、群馬県板倉町の関東営業所施設の竣工式を行った。式典には取引先など20人が参加。式典の後、会食を行い親交を深めた。

▲生興運送の西村太延社長

同社はこれまで、地元・岡山に本社を置くシーピー化成(同)が関東に拠点を設けた際にあわせて関東営業所を開設し、食品用トレーの物流業務を担ってきた。西村太延社長は竣工式のあいさつで、「関東での事業拡大を見据え、拠点倉庫の新設・拡充に取り組む」と今後の方針を示した。

新施設では主に食品用トレーと、リサイクルされたペットボトルからつくられるペレットの物流を担う予定。いずれも食品関連資材であるため、保管や管理には高度な衛生基準と運用管理が求められる。これに対応するため、施設のバースにはリサイクルペレット搬入用のシャッターも設置された。厳格な管理体制のもと、同社がこれまでに培ってきたノウハウを生かして倉庫運営を行っていく。

▲バースに設置されたシャッター

倉庫面積は2570平方メートル(778坪)で、すでに1290平方メートル(390坪)はテナントが決定済み。残りの1280平方メートル(388坪)は間口が広く、汎用性の高い構造となっている。

倉庫専属の車両は大型ウイングが9台、中型ウイングが7台で、施設内には車両整備場も備える。

東北自動車道・館林インターチェンジ(IC)から10分と、関東エリア・都心部への足回りの良い立地であるうえ、東武日光線・板倉東洋大前駅から車で3分、徒歩15分とワーカーの通勤にも至便だ。

「生興運送関東営業所」概要

所在地:群馬県板倉町泉野3-6293-21
敷地面積:8261平方メートル
倉庫面積:2569平方メートル
設備:事務所棟、車両整備場、ドックレベラー1基
交通:東北自動車道・館林ICから10分、東武日光線・板倉東洋大前駅から徒歩15分、車で3分

▲一般倉庫は汎用性の高い設計

▲一般倉庫のバースは一度に複数台のトラックが接車可能

▲構内に作られた車両整備場

▲AI点呼を備えた点呼室

▲同社関係者と竣工式参加者

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