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eBASE、容器包装管理効率化システム発売

2025年7月10日 (木)

サービス・商品商品情報交換データベースソフトの開発を手掛けるeBASE(大阪市北区)は10日、サプライチェーン全体での商品の容器包装管理の最適化と一元管理、業務効率化をサポートする新たな容器包装管理システム「CPM eBASE」を来月発売すると発表した。

「CPM eBASE」は、環境負荷の定量的評価や資源利用の最適化、法令対応、エコデザイン推進など、容器包装管理に関わるさまざまな課題に対応できるよう設計されている。近年、急速に変化する化学物質管理の現場のニーズにも応え、SDS(安全データシート)の電子化・標準化への対応も強化した。

具体的には、SDGsやESG、4R(リデュース・リユース・リサイクル・リプレイス)などの観点から、リサイクル率やCO2排出量などを定量的に評価し、容器包装資材の環境負荷を「見える化」する。こうしたデータは企業の環境改善活動やESG報告の根拠データとして活用できる。

また、バージン材の効率的な使用や、再生材・バイオマスプラスチックの積極的な利用を促進するため、資源利用状況を的確に把握し、最適化を支援。視認性や情報提供の向上、安全性・利便性の強化、分別性の促進など、誰もが使いやすい容器包装設計もサポートする。

コンプライアンスの面でも。容器包装リサイクル法やグリーン購入法、PRTR法、食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度など、複雑化する環境関連法令・規制に対応し、システムのサポートで企業の信頼性向上とリスク低減を図れる。

同社は今後、AIエージェントなどの活用による新たな機能拡張も予定している。主な対象は食品メーカーや食品卸売業、小売業など幅広い食品関連事業者で、関連サービスを含め、3年間で3億円の売上を目指す。

(出所:eBASE)

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