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JAXAとISC、軽量水平着陸宇宙輸送機を研究

2025年7月10日 (木)

2040年代に実現を目指す「ASCA3」(出所:将来宇宙輸送システム)

産業・一般将来宇宙輸送システム(ISC、東京都中央区)は9日、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究として水平着陸式宇宙輸送システムの軽量機体の設計・製造の研究を開始したと発表した。

水平着陸式は、滑走路運用によるコスト低減や整備性向上の優位性がある一方、熱負荷増大や耐熱材重量増加、飛行制御の複雑化など技術的課題が存在する。共同研究では、JAXAの有翼宇宙機設計解析技術を活用し、機体の軽量化や熱負荷低減、飛行制御をバランス良く実現する技術具体化を目指す。

研究テーマは、水平着陸式宇宙輸送システムの軽量機体の設計・製造の研究で、主な研究内容には「安定飛行可能な軽量機体形状の概念設計」「軽量機体構造の詳細設計と重量評価」が含まれる。

研究期間はことし3月から2026年3月。ISCはこれまでもJAXAと共同研究を進めており、40年代に単段式宇宙往還機「ASCA 3」により高度400キロのLEOへ10トンペイロードと50人輸送を目指している。

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