行政・団体日本郵船は14日、同社グループの京浜ドック(横浜市神奈川区)が、流体テクノ(長崎県佐世保市)と新造船建造時の海上試運転計測業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化事業についての共同提案を行い、国土交通省が推進するDXオートメーションによる省人化推進の補助金対象事業として採択されたと発表した。
同事業は、小型新造船の海上試運転における船速などの諸計測業務について、小型船に特有の計測誤差を自動的に補正し、結果を出力するシステムを開発するもの。流体テクノが開発するGPS測定誤差の自動修正とレポート出力を行う自動計測ソフトウェアを京浜ドックが建造する新造タグボートの海上試運転時に搭載することで、実測および工数削減効果の確認を行う。
中小造船所の多くは単体での設備投資が難しい状況にあり、中でも新造船建造の重要工程である海上試運転時の計測業務は現在は目測記録や手作業でのレポート転記を行っているため、人的ミスや作業遅延が発生しやすいという課題を抱えている。同事業により海上試運転の実測記録を認証機関(国土交通省など)へ提出する業務を効率化する。
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