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日本郵船、エコプロダクツ大賞で国交大臣賞受賞

2013年11月27日 (水)

認証・表彰第10回エコプロダクツ大賞日本郵船は26日、傘下のMTI(東京都千代田区)、大島造船所(長崎県西海市)とともに、船舶の省エネ技術「空気潤滑システム」の開発・運用が評価され、第10回エコプロダクツ大賞「エコサービス部門」で国土交通大臣賞(大賞)を受賞したと発表した。

受賞した空気潤滑システムは、空気を船底に送り込み、泡を発生させることによって船体と海水の摩擦抵抗を低減させ、二酸化炭素(CO2)削減効果を得るもので、同社グループでは10年に三菱重工業との共同開発によるブロア(送風機)式空気潤滑システムをモジュール船2隻に搭載し、世界で初めて恒久的運用に成功した。

また、より喫水の深い大型船舶への展開として12年には大島造船所と共同で掃気式空気潤滑システムを石炭運搬船に搭載し、実運用を開始。貨物の積載量に応じて4-8%のCO2削減効果が得られることを海上試運転で確認した。