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認証・表彰クボタは3日、子会社のケービーエスクボタとともに、グリーン物流優良事業者表彰で経済産業大臣表彰を受賞したと発表、受賞理由となった取り組みの内容を公開した。
受賞事例のイメージ図（クボタ）
同社が受賞したのは「内陸コンテナターミナルを活用したコンテナの往復利用（ラウンドユース）による二酸化炭素排出量削減の取り組み」で、同社のほか東芝、イトーヨーカ堂など22社が共同で取り組んだもの。
この事例では、往路、復路のいずれかが空となる海上コンテナのトラック輸送で、内陸コンテナターミナルを活用し、効率的にコンテナをラウンドユースすることで、物流の効率化とCO2の排出量削減を実現。
取り組み以前は、輸入荷主は自社倉庫へ輸入品を運搬した後、東京港に空のコンテナを返却し、輸出荷主は輸出品を積み込むために、東京港から自社工場まで空のコンテナを回送していたが、ラウンドユースを行うことで、往路・復路どちらでも貨物が積載されている状態を実現し、トラックの輸送距離を低減するとともに、CO2の削減にも貢献した。
また、空コンテナの搬出入量を削減（半減）させることで、東京港のコンテナヤード、周辺道路の慢性的な混雑を緩和するモデルケースを構築した。
