ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東芝とクボタ、CO2排出量を削減へ物流連携

2010年6月8日 (火)

環境・CSR東芝とクボタの物流連携スキーム東芝とクボタは8日、物流費の抑制とCO2排出量の削減を目的に、今月から関東地区での貨物コンテナの共同利用を開始すると発表した。初年度は約1500本のコンテナ(40フィートコンテナで換算)を共同利用することで、120トンのCO2排出量の削減を目指す。

 

東芝は、千葉県柏市内の倉庫へ輸入品を運搬した帰り便として、東京港に空のコンテナを、クボタは輸出品を積み込むために、東京港から茨城県つくばみらい市の筑波工場まで空のコンテナをそれぞれ回送していた。

 

今回の連携では、両社の拠点が近いことに着目し、東芝が柏市の倉庫で荷降ろしした空コンテナをつくばみらい市に回送、クボタの出荷用コンテナとして活用する「共同ラウンド輸送」を今月から本格運用することにした。

 

両社は今後、コンテナタイプを共通化するなど、共同ラウンド輸送の対象とできるコンテナの数を増やしていくとともに、関東地区以外での運用も検討する。また、共同ラウンド輸送のノウハウを活かし、第三者との連携の可能性を模索する。