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JOGMECと住友商事、豪で蛍石探鉱事業に参画

2025年7月23日 (水)

荷主エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は22日、住友商事とともに、オーストラリアでの蛍石探鉱事業に参画すると発表した。

JOGMECによると、豪タイヴァンが進める同国北西部のスピーワー地域で創業している特定目的会社に対し、両社が探鉱費用として最大で1100万豪ドルを出資する。出資は両社が共同出資する特定目的会社、日本蛍石を通じて行い、JOGMECが49%、住友商事が51%を拠出する。

事業は蛍石鉱床の探鉱段階で、開発に成功すれば、年間14万トンの化学品向けの蛍石精鉱が生産される見込みとなっている。出資によって、住友商事は生産物の最大15%を引き取る権利を獲得し、その後の開発段階でも一定額の資金を拠出すれば、生産物を最大100%引き取る権利を得る。

蛍石は主に冷媒や半導体製造に欠かせないフッ酸の原料となり、今後も安定した需要が見込まれる。現在、生産量が最も多い国が中国で、世界の6割を生産している。

両社は「蛍石の調達先の多角化に寄与する案件であり、日本への資源の安定供給に貢献する」としている。

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