DOWAと日本製紙、ラウンド輸送専用コンテナを製作

▲共同コンテナを使用した運搬の様子（出所：DOWAホールディングス）

ロジスティクスDOWAホールディングス（東京都千代田区）子会社のDOWAエコシステム（同）と、日本製紙は22日、23年より運用している業界の枠を超えた動脈物流と静脈物流の連携によるラウンド輸送において、さらなる強化を目指し新たな専用コンテナを共同で製作し、6月より本格的に使用を開始したと発表した。

両者は新たに20フィートコンテナ7基を共同で製作し、輸送能力を従来の3倍に強化。新コンテナは本ラウンド輸送専用のコンテナであり、日本で初めて荷主同士の会社ロゴを併記したデザインを採用し、貨物の運搬区間も掲示している。

同ラウンド輸送は24年8月に国土交通省による物流総合効率化法の認定を取得し、動脈物流と静脈物流を組み合わせた画期的な鉄道往復輸送として、先進的なモーダルシフトと評価されている。また今回の専用コンテナの共同製作も先進的なモーダルシフトの取組みとして、同省のモーダルシフト加速化緊急対策補助金制度を活用したもの。

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