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日本のフォークリフト市場、自動化軸に成長予想

2025年7月23日 (水)

調査・データ米市場調査会社のIMARCグループは22日、日本のフォークリフト市場規模は2024年に40億2750万ドルになったと推計され、2033年までに58億220万ドル規模に成長するとのレポートを公表した。年平均成長率(CAGR)は4.14%となる。

日本のフォークリフト市場は、EC(電子商取引)の急速な成長や倉庫の自動化の進展、製造業の細分化などによって、マテリアルハンドリングや車輪式動力、フォークリフトの需要が高まり、継続的に成長している。

特に、過去10年間でリチウムイオン電池を搭載した電動フォークリフトが増えており、世界的な脱炭素の流れや多くの政府補助金などにも支えられて、今後も成長が見込まれている。

フォークリフトの需要が最も集中しているのは、多くの物流企業や製造企業が集まる関東地方で、次いで関西地方、九州・沖縄地方となっている。無人搬送車(AGV)の導入のほか、センサーやGPSシステムを搭載した半自律フォークリフトの改良が進み、物流を取り巻く環境が大きく変化している。

こうした中、日本政府は好調な経済成長を維持するため、引き続き産業化を推し進める方針で、特に製造業の自動化やデジタル化を進める技術開発や導入を支援していくことから、同市場も拡大を続けていくとみられる。

レポートではこのほか、主要な技術開発や将来の市場動向、新型コロナ禍による市場への影響分析、今後の市場戦略などについて解説している。

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