イベント技術者向けのセミナーや研究開発コンサルティングなどを手掛けるAndTech(川崎市多摩区)は29日、青果物の鮮度保持をテーマにしたR&D開発支援向けZoom講座を開講すると発表し、参加者を募集している。
「青果物の鮮度保持に向けた技術・包装資材の設計・開発動向と劣化メカニズムの解明と対策および鮮度評価理論」のタイトルで、近年注目を集めている青果物の鮮度保持技術をテーマに、大学教授や企業経営者らが最新の技術や資材を紹介する。
講座は4部に分かれ、第1講の「収穫後生理学に基づく青果物の鮮度保持・評価理論」では岐阜大学大学院連合農学研究科の中野浩平教授が、青果物の品質を長期間に渡って保持するために必要な収穫後生理を解説するほか、青果物鮮度の定量評価法に関する最新研究を紹介する。
第2講の「水分損失の観点から見た青果物の鮮度劣化」では京都大学大学院農学研究科の黒木信一郎氏が青果物の鮮度劣化を「水分の行方」という視点から解説する。
第3講は「機能性可食コーティング手法によるイチゴなどの青果物の鮮度保持技術の開発」と題し、九州大学大学院農学研究院の田中史彦教授が、可食コーティングによる鮮度保持技術の可能性と有用性を解説する。
第4講の「青果物鮮度保持に向けた資材・機器・技術の開発」では、青果物の鮮度劣化防止技術の提供を手掛けるリセンティア(千葉県柏市)の山西美香社長が鮮度劣化のメカニズムを解説し、劣化原因にアプローチする鮮度保持資材や機器を紹介する。
セミナーは9月18日午前10時半から午後4時半までで、パソコンなどから視聴する。各講座とも1時間15分で、最後に質疑応答の時間もある。
参加希望者は専用フォームから申し込む。定員は30人で、参加費は1人6万500円、1人増えるごとに1万6500円の追加となる。
https://andtech.co.jp/seminars/1f04da28-7a7c-6a10-9423-064fb9a95405
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