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郵船ロジ、青果物の鮮度保持し輸出促進でモデル認定

2016年3月23日 (水)
郵船ロジ、青果物の鮮度保持し輸出促進でモデル認定

▲マックステンドコントローラー

フード郵船ロジスティクスは23日、関西の産官学90社・団体で構成する国際物流戦略チームの「総合物流活性化モデル認定事業」で、青果物の鮮度保持技術を用いて農産品の輸出拡大を目指す同社の取り組みが認定されたと発表した。

認定を受けた同社の「青果物鮮度保持技術『マックステンド』を使用した阪神港からの農産品輸出促進事業」は、リーファー(冷蔵・冷凍)コンテナのCA化技術、マックステンドを活用し、阪神港発の農産物の鮮度保持輸送サービスを実施するもの。

通常のリーファーコンテナを使った輸送より高い鮮度を保持しながら、航空輸送より低コストな輸送手段としてCA輸送市場を生み出し、関西発の農産物輸出を促す。

関西総合物流活性化モデル認定事業は、関西の事業者が行っている物流サービスの中で「特に効果が高い」と期待される事業を認定し、その支援を通じて関西の総合物流の発展につなげるプログラム。2016年度から、関西国際空港に絡めた事業を選定する「関空物流ニュービジネスモデル促進事業」と阪神港の「阪神港利用促進プロジェクト」を統合して発足した。

同社は13年度と14年度に関空物流ニュービジネスモデル促進事業で2年連続の事業認定を受けている。