荷主ブリヂストンは7月31日、ispace(東京都中央区)と中小型月面探査車向けタイヤの実用化に向けた基本合意書を締結したと発表した。

▲締結式の様子(出所:ブリヂストン)
ispaceが開発する小型および中型の月面探査車のプロトタイプに、ブリヂストンが開発中の弾性車輪を装着し、地上での評価検証を実施する。弾性車輪は、金属製スポークによる柔軟な変形で高い走破性と耐久性を確保する設計で、岩などの障害物に対応できる。ispaceは2029年頃の実用化を目指すとし、検証結果をもとに技術実証と事業性の評価を進める。
同取り組みは、月面での輸送や探査活動に必要な移動手段の開発を目的とし、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙戦略基金の活用も検討を進める。
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