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ダイムラー、防衛トラック新ブランド設立

2026年6月16日 (火)

国際ダイムラー・トラック(ドイツ)は15日、防衛事業を統合する新ブランド「ダイムラートラック・ディフェンス」を立ち上げ、グローバル防衛事業を拡大すると発表した。今後数年間で数百万ユーロ規模の投資を実施し、2028年までに防衛事業で10億ユーロの収益を目指す。

同社はこれまでメルセデス・ベンツ・トラックを中心に防衛向け車両を展開してきたが、新ブランドの設立によりグループ各ブランドの車両や技術を活用した統一的な事業体制へ移行する。防衛分野向けのエンジニアリング、製造、販売、サービス機能を強化し、各国政府向けに軍事輸送や物流ソリューションの提供を拡大する。

(出所:ダイムラートラック)

物流面では、車両供給だけでなく長期的な保守や部品供給を含むライフサイクル全体の支援体制を構築する。現在、同社は160か国以上で5000か所のサービス拠点を展開しており、世界規模の補給・整備ネットワークを活用して車両の高い運用可用性を支えている。

生産面では、ドイツ・ヴェルト工場とフランス・モルスハイム工場を欧州防衛車両生産の中核拠点と位置づけ、商用車向け大量生産ラインを活用しながら、防衛仕様車両を既存ラインへ組み込むことで供給能力を高める。また、顧客国での現地組立にも対応する。

近年はドイツ連邦軍向け軍用物流車両の大型受注や、ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズとの協業によるカナダ軍向け1500台以上の物流トラック供給契約、Arquusとの協業によるフランス軍向け7000台規模のZetros(ゼトロス)ベース車両供給の枠組み契約などを獲得している。

同社は19日までパリで開催される防衛展示会「ユーロサトリ2026」で、Unimog(ウニモグ)、Zetros、Arocs(アロクス)などの防衛車両を展示し、軍事物流向けソリューションを紹介する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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