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TNT、不注意事故の問題意識向上活動に協力

2013年12月11日 (水)

話題アテンション・パワード・カーとマレー・ヘンダーソン氏TNTエクスプレスは11日、運転中の不注意が原因の事故に対する問題意識を高める西オーストラリア州のキャンペーン「ロイヤル・オートモービル・クラブ」(RAC)に協賛したと発表した。

豪州・パースにあるTNTのデポのドライバー、マレー・ヘンダーソン氏は、西オーストラリア州南部の公道で全行程1100キロにわたり、RACのアテンション・パワード・カーのテストドライブを行った。

テストドライブに使用されたアテンション・パワード・カーは、特別に用意された「ヒュンダイ40」で、エモーティブ社が設計した神経工学を応用したヘッドセットでドライバーの注意力を計測し、それに応じて加減速する仕組み。

このヘッドセットは14のセンサーで脳の活動をモニターし、神経の睡眠パターン、目や頭の動き、瞬きの回数、ドライバーの道路への集中力の度合いを示す指標を検知する。

ヘンダーソン氏は「2012年オーストラリア・エコドライブ・チャレンジ」の勝者になるなど、TNTで卓越した運転実績を残しており、RACはこうした実績を評価して同氏をテストドライバーに起用した。

■マレー・ヘンダーソン氏のコメント
「私は、これまでの職業人生のほとんどの時間を自動車の運転に費やしてきたから、一瞬の不注意がもたらす結果を良く理解しているので、命を救う助けとなる、不注意事故の問題意識を高める今回のキャンペーンに参加したいと思いました」