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今治造船、環境負荷低減LNG燃料自動車船引渡し

2025年8月7日 (木)

▲LNG燃料自動車運搬専用船「AMPHITRITE HIGHWAY」(出所:今治造船)

荷主今治造船(愛媛県今治市)は5日、LNG燃料自動車運搬専用船「AMPHITRITE HIGHWAY」を引き渡したと発表した。同船は丸亀事業本部で建造され、最大7000台の車両を輸送できる。

同船は、LNG燃料の使用によりCO2排出を25-30%、SOx排出をほぼ100%、NOx排出をEGR併用で80-90%削減する。加えて、LNGタンクから発生するBOG(ボイルオフガス)を発電機やボイラーで利用することで、環境負荷の軽減を図る。

艙(そう)内にはバルクヘッドレス構造と直線的な広幅スロープを採用し、荷役作業の効率と安全性を向上させている。さらに、リフタブルデッキによりトラックやトレーラーなど高さのある貨物車の積載にも対応する。船の全長は199.93メートル、総トン数は7万7650。

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