
▲TOURMALINE ACE(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は17日、3月14日にグループ会社の多度津造船(香川県多度津町)で建造したLNG燃料自動車運搬専用船「TOURMALINE ACE」を引き渡したと発表した。新船は7000台積みで、環境負荷を大幅に低減する仕様となっている。
TOURMALINE ACEは、従来の重油燃料船に比べ、温室効果ガスであるCO2の排出を25-30%削減し、大気汚染の原因となるSOxをほぼ100%削減する。また、排ガス再循環システム(EGR)を併用することでNOxの排出を80-90%削減する環境対応型の設計となっている。さらに、LNG燃料タンクから発生するBOG(Boil Off Gas)を発電機やボイラーで活用するシステムを採用し、エネルギー効率を高めている。
本船は全長199.93メートル、幅38メートル、深さ38.76メートル、載貨重量1万8467トン、総トン数7万7695で、リベリア船籍となる。
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