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アキレス、ECCO商品の卸事業を譲渡

2011年1月5日 (水)

荷主プラスチック加工やシューズ製造などを手掛けるアキレスは5日、「ECCO」ブランドシューズの販売事業を譲渡したと発表した。譲渡先はエコー・リテール・ジャパン(現エコー・ジャパン)社。

 

アキレスはデンマークのエコーSkoA/S社との間でECCOブランド商品の独占ディストリビューション契約を締結し、2007年10月にエコー・リテール・ジャパン社を100%出資の子会社として設立後、09年2月にエコーSkoA/S社の子会社「エコーシンガポール社」に持株の50%を譲渡。

 

これにより、リテール部門をエコー・リテール・ジャパン社が、ホールセール部門をアキレスが受け持つ体制で運営してきた。

 

今回の事業譲渡は、エコー・ジャパン社にホールセール部門を売却したもので、ECOOブランドのシューズは今後、エコー・ジャパン社が卸・小売部門をいったい運営することになる。エコー・ジャパン社では統合に向けて物流面などの受け入れ準備を進め、12月末までに委託先の物流会社と整備を完了していた。