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アキレス、車両格納用大型エアーテントを発売

2013年12月17日 (火)

産業・一般エアーテント使用イメージアキレス(東京都新宿区)は17日、災害用エアーテントの新商品として「車両格納用大型エアーテントG-116」を来年2月1日から全国で発売すると発表した。

エアーテントは、平常時はコンパクトに収納でき、使用する際にはほかの構造部材を必要とせず、充気だけで組み立てられる取り扱いの簡便さが認められ、災害救助現場で活用されている。

東日本大震災後、さまざまな長期化する災害救助現場から、整備が必要な大型救助活動車両などを一時的に覆うための仮建屋の要望が高まってきたとして、エアーテント製造設備の見直しを図り、国内市販モデルとして最大級の全長6m、全幅11m、高さ5.3mのG-116を販売することにしたもの。

G-116は、単体で車両を格納するだけでなく、2張以上を連結させて使用できる拡張性を備え、連結させた場合は長さ12m、幅11mの格納空間を形成。消防車など全長の長い大型車両の格納に対応できる。大型車両の格納を想定しているため、床を着脱式、出入口側の壁面幕を取り外せる仕様。

条件の整った設置場所では、8人程度の作業員で20分で完成させることができるという。アキレスでは、年間10張の販売を見込んでいる。