サービス・商品三井倉庫ホールディングス(HD)は20日、グループ会社の三井倉庫がヤンマーロジスティクス(大阪市北区)から受託する物流業務に対し、輸出業務の効率化を支援する「LVL輸出業務管理サービス」を提供したと発表した。グループのSCMデジタルプラットフォーム「LVL(Logistics Value Link)」を基盤に開発したもので、一部の輸出業務で稼働を開始している。
従来、輸出船積書類の作成はフォーマットや使用プラットフォームが分散し、作成方法のばらつきや保管場所の散在が課題だった。同サービスでは作成方法を統一し、クラウド上で書類を一元管理することで、データの蓄積や検索、担当者間の共有を容易にした。さらに、書類作成から船積予約、船積完了までを一括管理できる体制を整え、業務の効率化と標準化を実現した。
また、荷主側の受注システムとデータを連携させることで、受注明細単位での進ちょく照合が可能となり、受発注管理部門の利便性も向上した。輸出船積業務全体の効率化とデータ基盤の整備により、今後は実績データの活用や業務全体の可視性向上にもつながるとしている。
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