荷主九州大学発スタートアップaiESG(アイエスジー、福岡市博多区)は4日、ブリヂストンが新規事業の企画・開発プロセスで、aiESGの「ESG分析・評価コンサルティング」を導入したと発表した。使用済みタイヤの再資源化を目指すタイヤリサイクル事業で、財務指標だけでは把握しづらい環境・社会・ガバナンス(ESG)面の影響を可視化し、意思決定の高度化につなげる狙い。
分析では、複数のシナリオを設定し、サプライチェーン全体を遡ったリスクと機会を定量評価。事業構想段階からESG要素を組み込み、資源循環や環境負荷低減効果を具体的に検証した。ブリヂストンは既存のモビリティー領域にとどまらず、社会・環境課題の解決につながる新規事業創出を進めており、今回の取り組みもその一環となる。
aiESGは、ESG評価プラットフォーム「aiESG Flow」を提供し、製品・サービス単位での影響分析を支援している。企業の調達網や物流網を含むサプライチェーン全体の可視化を強みとし、意思決定プロセスへのESG統合を促す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















