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平和島自動運転協議会、循環型ラストマイルWG発足

2025年12月4日 (木)

(出所:東京流通センター)

ロジスティクス東京流通センター(TRC、東京都大田区)は4日、TRCを拠点とする平和島自動運転協議会が11月21日に、自動運転技術の社会実装に向けて2つのワーキンググループ(WG)を発足したと発表した。物流施設内の自動運転走行を検討するWGに加え、一般道での循環配送を対象とする「循環型ラストマイル配送WG」は国内初の取り組みとなる。

循環型WGでは、TRCを起点に羽田空港や品川エリアを結ぶ限定領域での自動運転配送モデル構築を目指し、走行課題の抽出やレベル2運用の検証を進める。参加企業には物流事業者、地図会社、通信事業者など幅広いプレーヤーを想定し、2027年度以降の社会実装を視野に入れる。

当日は会員企業による事例紹介も行われ、NTTドコモビジネスは遠隔監視や通信安定化技術を、住友商事は自動運転バスやAI(人工知能)荷積みロボットなどの先端ソリューションを紹介。午後にはティアフォーが新製品「DTVキット」のデモ走行を実施した。

協議会は今後も会員連携を強化し、自動運転を活用した次世代物流モデルの確立を進める方針だ。

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