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郵船、沖縄電力向け石炭専用船「津梁丸」竣工

2018年3月26日 (月)
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ロジスティクス日本郵船は23日、大島造船所(長崎県西海市)で建造していた石炭専用船「津梁丸」(しんりょうまる)が9日に竣工した、と発表した。

同船は、沖縄電力初の石炭専用船として2003年に竣工し、15年間にわたり同社の石炭輸送の中核を担ってきた津梁丸から船名を受け継いだ2代目。

船籍を沖縄県に置き、竣工後は初代と同様に同社の火力発電所向け専用船として、主に豪州、インドネシアなどからの石炭輸送に従事する。

水深制限のある港への大量輸送を行なうため、一般的な7万トン積パナマックス型ばら積み船より幅を広げた喫水の浅い船型「幅広・浅喫水船」となっている。一般的なパナマックス船型と比べて積載量を増加、輸送効率を向上させている。

同日、命名引渡式が行われ、沖縄電力の大嶺満社長夫妻、日本郵船の内藤忠顕社長夫妻をはじめ多くの関係者が列席した。

■「津梁丸」概要
全長:234.99メートル
全幅:43.00メートル
夏期満載喫水:12.882メートル
総トン数:5万2156トン
載貨重量トン数:9万2049トン
造船所:大島造船所
船籍:日本