
(出所:フェデックス)
国際フェデックス(米国)は25日、アジア太平洋(APAC)での持続可能性施策を強化したと発表した。2025年度(24年6月-25年5月)には電動貨物車両の導入を拡大するとともに、地域社会活動への社員参加が前年比20%増加した。
車両部門では韓国で電動バン6台を導入し、ソウルや釜山での集配業務に投入。日本、ニュージーランド、シンガポール、タイでも展開を広げた。グローバルでのEV(電気自動車)台数は8018台に達し、全車両の電動化を柱とする脱炭素化戦略を推進している。また配送経路を最適化するAI(人工知能)ツール「Stops Sequencing」を活用し、走行距離削減と効率化を図っている。シンガポールの南太平洋ハブでは1月から太陽光で電力需要の半分以上を賄い、EV充電にも活用している。
地域社会では「FedEx Cares」を通じ、社員の環境活動参加が拡大。インドネシアでのマングローブ植林や東京での河川清掃などを実施し、計3465本の植樹を行った。
物資寄付活動「Purple Tote」では3600キロ超の物資を集め、1600人以上に届けた。教育分野では中国の40校に図書支援を行い、9000人の児童や教師が利用。国際貿易チャレンジでは9市場4700人が参加し、循環型経済に資する戦略立案を競った。
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