アパレル日本ペイントは5日、連結子会社のエーエスペイント(愛知県豊明市)が、同社のポリエステル・アルキド樹脂、エポキシ樹脂などの製造委託先である中国油化学工業(広島市)の樹脂、塗料製造事業を譲り受けて新たにエーエスレジンを設立し、1日から事業を開始したと発表した。
中国油化学工業は、塗料用樹脂などの製造販売を主要な事業としており、同社とは30年におよぶ受委託の関係にある。
中国油化学工業の樹脂、塗料製造事業を譲り受けることで西地区での塗料用樹脂、船舶用塗料の安定的な生産拠点の確保と生産コストの低減を図る狙い。
また、今後の日本ペイントグループの生産再編、統合を進めていく上で、エーエスペイントを日本ペイントグループの重要な生産機能分担会社として位置付づけていることから、同社の100%子会社とすることにした。