ロジスティクス地区宅便(東京都練馬区)は26日、地域の配送会社と連携する新たな共創ネットワーク「PostLink Alliance」(ポストリンク・アライアンス)を立ち上げ、9月から本格運用を始めると発表した。
同社はこれまで首都圏、関西、北海道、東北などで法人向けラストワンマイル配送網を展開してきたが、荷主の要望は全国規模へと広がりつつある。一方で、地域物流の担い手不足や非効率、都市と地方のサービス格差が課題となっており、一社単独での解決は難しい状況にあった。こうした背景から、会社の枠を超えた協働体制を構築するため、新たな仕組みを導入した。
PostLink Allianceは、各社の地域特性や業務スタイルを尊重しつつ、システムやラベルの標準化を最小限にとどめて連携できる柔軟な設計とした。配送プラットフォームや荷主ネットワークを共有することで、ラストワンマイルの追跡や全国規模での一体運用を可能とする。
同社はまず北関東や東北を対象に拡大を進め、将来的には全国展開を計画。小規模事業者も含め参加企業を募り、持続可能な配送網の構築を目指すとしている。
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