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商船三井、大型コンテナ船の安全対策を強調

2013年12月20日 (金)

ロジスティクス商船三井は20日、国土交通省がコンテナ運搬船安全対策検討委員会による中間報告書を発表したことを受け、自社の安全対策として取り組んでいる内容を公表した。

同社は中間報告で推奨されている安全対策のほか、折損事故発生後、事故同型船6隻すべてを対象に緊急安全点検を行い、安全対策として船体構造強化工事のための入渠を実施。これにより、対象船はIACS(国際船級協会連合)に準拠した日本海事協会の船体強度基準の2倍の強度を確保した。

また、バラスト水調整など船体にかかる負荷を軽減するための運航上の配慮を継続しているほか、事故同型船以外の運航大型コンテナ船でも船底外板の点検を実施し、安全上の問題がないことを確認した。