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中国倉庫指数8月、49.3に低下で再び縮小圏に

2025年9月8日 (月)

調査・データ物流購買連合会が5日に発表した、8月の中国倉庫指数は49.3となり、前月比0.8ポイント低下した。7月の回復から再び縮小圏に転じ、需要の弱さが浮き彫りになった。

サブ指数では、新規受注(49.5)、期末在庫(50)、企業従業員(48.4)がいずれも低下し、とくに従業員指数は同2.1ポイント減と下げ幅が大きかった。一方で、平均在庫回転率は48.9と0.4ポイント改善。事業活動期待指数は54.8へと2.5ポイント上昇し、拡大圏を大きく回復した。

品目別では、新規受注で非鉄金属、機械器具、医薬品が50を上回った一方、鉄鋼や食料品、日用品は低迷。期末在庫は鉄鋼や非鉄金属、機械器具が高水準を維持したが、鉱産物や家電製品は低下傾向が続いた。

中国倉庫指数は、倉庫企業を対象に新規受注、期末在庫、平均在庫回転率、従業員数といった項目を調査し、回答の「増加」「横ばい」「減少」の割合を加重して算出する拡散指数。数値が50を上回れば業況拡大、下回れば縮小を示す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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