荷主三洋貿易は8日、国産材を活用した木質ペレット・チップ製造と木質バイオマス発電を兼ねた施設を、FOREST CYCLE(フォレストサイクル、静岡県小山町)に納入し、本格稼働したと発表した。

▲木質ペレット・チップ製造及びバイオマス発電施設(出所:三洋貿易)
同施設は本州最大規模のプラントとして木質チップとペレットを製造。併設する木質バイオマス発電所では、自社で生産したペレットをガス化熱電併給設備に利用し、発電電力を再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)で売電する計画だ。三洋貿易はRudnick & Enners(ドイツ)製チップ加工設備、CPM(同)製ペレットミル、Burkhardt(同)製ガス化熱電併給設備を納入し、今後は保守メンテナンスも担う。
竣工式には行政や林業関係者、原木供給者ら70人が参加し、事業の概要説明や工場見学が行われた。三洋貿易はすでに北海道下川町や秋田県横手市の木質バイオマス発電所にも機器を供給しており、運用後のメンテナンスを含め、再生可能エネルギー分野での取り組みを広げている。
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