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Hacobu、物流×AI加速へ「MOVO AI Lab」始動

2025年9月9日 (火)

サービス・商品Hacobu(ハコブ、東京都港区)は9日、物流領域でのAI(人工知能)活用を加速する取り組みとして「MOVO AI Lab」(ムーボ・エーアイ・ラボ)を始動したと発表した。物流現場での新しい働き方を模索する実験的なサービスで、第1弾として「データ分析エージェント for MOVO Berth」をベータ版で提供する。

同エージェントは、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」(ムーボ・バース)に蓄積された入退場や滞在データを基に、自然言語での問いかけに応じて主要KPIを可視化。荷待ちや荷役時間などの時系列分析に加え、曜日や時間帯ごとの傾向を抽出し、改善策の方向性を提示する。報告資料の自動生成機能も備え、現場担当者が直感的にデータを活用できる設計とした。

▲改善につながる方向性をAIが示唆(クリックで拡大、出所:Hacobu)

物流業界では人手不足や需要変動、拠点間の協調強化が課題となるなか、Hacobuは「Data-Driven Logistics」を掲げて現場データの利活用を推進してきた。従来のダッシュボードやBIツールにとどまらず、AIを通じて現場での意思決定を支援する仕組みを整えることで、データ活用の裾野を拡大する狙いだ。

同社は今回のベータ提供を通じて利用企業からのフィードバックを反映し、機能拡張を図る方針。今後はBerth以外のMOVOシリーズにも展開し、オペレーション全体の高度化や業務効率化を視野に入れる。

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