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調査・データロジザードは9日、同社が提供するクラウド倉庫管理システム（WMS）「ロジザードZERO」を、パスクリエ（東京都新宿区）に導入した事例を発表した。
パスクリエはEC（電子商取引）物流・物流代行を中心に年間発送件数200万件以上を誇る3PL企業。EC需要の拡大に伴い業務が複雑化し、エクセルベースの在庫管理では正確性や効率に限界を感じたことから、「ロジザードZERO」の導入を検討。上位システムとの親和性を重視し、ネクストエンジンとの標準連携が可能であること、大口案件への対応実績があったことが導入の決め手となった。
導入後は、在庫情報・受注情報・出荷指示をすべてシステム上でリアルタイムに一元管理できるようになり、倉庫内でのコミュニケーションミスや手入力に起因するヒューマンエラーが大幅に削減。結果としてミスは70％以上減少し、顧客満足度も大きく向上した。またシステムを通じて正確な情報が共有されるため口頭での確認作業もなくなり、結果的に作業時間が20％短縮するなど、大きな改善効果が得られた。さらに、ロット・賞味期限管理が簡易化され、倉庫内の作業の標準化・属人化の解消にもつながった。
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