
(出所;ロジザード)
調査・データクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」を手掛けるロジザード(東京都中央区)は28日、「イオン」「イオンスタイル」などのスーパーマーケットを展開するイオンリテール(千葉市美浜区)への同システム導入事例をホームページに掲載したと発表した。
イオンリテールでは、ドレスやフォーマルウエアをレンタルするLULUTI事業に同システムを導入した。それまでの在庫管理は、一般的な電子商取引(EC)用のシステムを利用していたが、一般的な在庫管理機能では商品の個別管理ができなかったため、スタッフが2000点を超えるアイテムそれぞれを覚えて管理しなければならなかった。
また、商品をリアル店舗とウエブサイトで扱っていたため、店舗とEC倉庫の在庫管理や、クリーニング工場での洗濯状況などを一元管理できず、商品の取り違えなどのヒューマンエラーも発生していた。こうしたことから、今後の店舗の増加も見込んで、ロジザードZEROを導入した。
導入後は、個別管理ができるようになり、目視による確認や拠点の在庫・ステータスの確認作業が大幅に削減され、一連の作業に要する時間が10%短縮された。また、人的なミスも2割にまで減少した。
さらに、作業手順などを標準化でき、大学生のアルバイトやパート、新人のスタッフでも、すぐに作業を覚えて即戦力として動けるようになった。
イオンリテールでは「ロジックツリーで業務の流れが可視化され、運用システムを標準化できたことで、圧倒的なプラットフォームを作るという目標に一歩近づいた。今回のケースをDX事例としても発信していきたい」としている。
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