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サービス・商品estie（エスティ、東京都港区）は9日、商業用不動産の案件管理システム「estie 案件管理」に、物件概要書のAI（人工知能）読み取り機能を追加した。PDF形式の概要書をAIが解析し、データベースへの自動入力や地図への位置情報反映を即時に行えるようにしたもので、従来は翌営業日程度を要していた入力・反映作業を大幅に短縮する。
estie 案件管理は、取得した案件情報をアップロードするだけで自動登録できる仕組みを備え、情報の一元管理や社内共有を支援してきた。ワンクリックで概要書を出力する機能も搭載し、物件情報の登録から資料作成までの作業効率化に寄与している。新機能により、案件情報が即座に地図上へ反映され、複数拠点での比較検討やチーム内での共有をより迅速に行えるようになる。
▲AI読み取り機能イメージ（クリックで拡大、出所：estie）
同社は「estie マーケット調査」や「estie 物流リサーチ」など複数の不動産データサービスを展開。今回の機能追加を通じ、案件管理システムの実用性を高め、不動産取引支援ツールとしての活用範囲を広げていく考えだ。
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