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拠点・施設メガネトップ（静岡市葵区）は9日、福井県鯖江市にあるキングスター工場をリニューアルし、新工場を建設すると発表した。現工場の敷地5670平方メートルに加え、7527平方メートルを新たに取得した。2026年1月に着工し、27年7月の稼働開始を予定している。投資額は44億円。
新工場はメガネ枠の製造を担い、メタルフレームやプラスチック成型フレーム、アセテートフレームを年間84万本生産する計画だ。工場内には製造工程をすべて公開する見学施設を設け、来訪者が間近で製造過程を確認できる環境を整備する。また、眼鏡市場の商品を扱う店舗や飲食店、ワークショップ施設を併設する。
▲新製造工場の外観イメージ（出所：メガネトップ）
国内のメガネフレーム製造は海外移転が進む一方、鯖江市は国内生産の9割を担う地域でありながら、人材不足や高齢化が課題となっている。今回の工場は「マザー工場」として品質と供給体制の安定化、技術継承を目的に整備する。
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