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SDV量産クラウド基盤、HEREとAWSが開発

2025年9月10日 (水)

サービス・商品地図情報サービスを手がけるヒア・テクノロジーズ(オランダ)の日本法人HERE Japan(横浜市港北区)は10日、ヒアとアマゾンウェブサービス(AWS、米国)が共同開発したソフトウエア定義型車(SDV)の量産開発を加速するクラウド基盤「SDV Accelerator」を発表した。

AWSのクラウドやAI(人工知能)とHEREの地図・位置情報を核に、Arm、Elektrobit、FORVIA、ミックウェア、Mireo、NTTドコモビジネス、パナソニックオートモーティブ、QNXなどのツール群をオープンアーキテクチャーで統合し、AWS Marketplaceを通じて自動車メーカーやティア1サプライヤーが一括採用できる仕組みを整えた。

提供内容は参照アーキテクチャーやサンプルコード、統合ガイダンスに加え、仮想化を前提とした開発・検証環境。発表によれば、開発サイクルを最大70%短縮し、研究開発コストを最大30%削減、テスト能力を7倍に高められるという。OTA(無線更新)やインフォテインメント、ADAS(先進運転支援システム)の実装をクラウド上で並行検証でき、HEREのシミュレーション「SceneXtract」と連携することで運転シナリオ生成や検証も迅速化する。

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