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サービス・商品APT（アプト、千葉市美浜区）は10日、ケースシャトル型倉庫システム「hive」（ハイブ）を大幅にリニューアルし、販売を開始したと発表した。国産品質と価格競争力を両立させ、大規模物流センターから中小規模倉庫まで幅広い現場での導入を想定する。
hiveはシャトル本体を国産とし、高い品質管理と耐久性を備え、長期稼働を前提に設計された点が特徴。周辺設備には中国メーカー製のマテハン機器を採用し、信頼性とコストのバランスを確保した。さらに、APTが開発を進める統合型物流ソリューション「WXS」との連携により、倉庫内の部分最適にとどまらず、全体最適を実現できるとしている。
WXSはWMS（倉庫管理システム）、WCS（倉庫制御システム）、WES（倉庫運用管理システム）、RCS（ロボット制御システム）を統合した仕組みで、従来を超える柔軟な倉庫運用を可能にする。
APTは今回の販売開始に合わせ、共同開発パートナーであるHEROZとの対談記事の公開や、物流関係者向けセミナー、物流自動化機器のショールーム「Kocolabo」（ココラボ）での実機見学会を予定。現場での活用方法や導入事例を直接紹介する機会を設ける。
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