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APTと346、国産ケースシャトル倉庫「Hive」開発

2026年3月11日 (水)

ロジスティクス物流システムエンジニアリングを手がけるAPT(アプト、千葉市美浜区)とEMS/ODMメーカーの346(群馬県高崎市)は11日、ケースシャトル型倉庫システム「Hive国産フェーズ2」を共同開発したと発表した。倉庫自動化の需要が高まるなか、海外製マテリアルハンドリング機器の課題を踏まえ、国産設計による信頼性とコストの両立を狙う。

Hiveはケース単位の保管・搬送を自動化するシャトル型倉庫システム。APTはこれまで海外製設備を導入した案件でトラブルを経験し、制御システムの内製化や機器構成の見直しを進めてきた。初期段階では中国製機器の導入に伴う障害対応などで赤字案件も発生したが、機器と制御の役割分担を再設計し、シャトル本体の国産化を進めた。

▲ケースシャトル型倉庫システム「Hive国産フェーズ2」(出所:APT)

今回開発したフェーズ2では、筐体設計や製造を346が担い、APTの統合制御システムと組み合わせることで耐久性や保守性の改善を図った。障害発生率の低減、長期稼働を前提とした耐久性向上、軽量化による保守性改善などを実現したとしている。

物流現場では自動化設備の導入にあたり、国産設備は高価格、海外製設備は耐久性や保守体制に課題があるとされてきた。両社は、設計・製造を国内で行うことで品質改善のフィードバックを迅速化し、海外調達リスクの低減と安定供給を目指す。

APTは統合制御システム「WXS」を中核に、倉庫全体の物流フローを最適化する運用を想定。単体機器ではなく、制御・機器・運用を一体化したシステムとして展開する方針だ。新旧Hiveの実機はAPTのショールーム兼研究開発拠点「KocoLabo」で公開され、3月から稼働状況を見学できる。

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